クラブイベントで光だけが動いて見えるDJ写真の撮り方




 

北海道ブロガーヤス松尾(Instagram)です。
先日2月16日札幌のDJクラブで行われたHiphopイベント「PANORAMA(パノラマ)」のイベント写真を撮らせていただきました。

 

撮影までの経緯

現在私は様々なジャンル・コミュニティ、異なる世界の現場を境界線なく撮りたいと思っています。
その中で私の身近な遊び場所でもある、クラブの現場も業務として撮影することは出来ないかと考えていました。

そんなある日、知人のインディペンデントレーベルの方がフェイスブックでイベント告知の投稿を見つけ、クラブ撮影業務をしたい旨を伝え、営業で使えるサンプル素材を撮らせてくれないか依頼すると、即OKをもらえ撮影することになったのです。

本日は撮影した写真をご覧いただきます。

 

 

 

DJ写真が映える光だけ流れる写真の撮り方

DJの写真でよくこのような人だけはきちんと写っているのに光だけが流れている写真は見かけませんか?

これらは後幕シンクロ、スローシンクロと呼ばれている技法です。
難しい撮影方法では一切なく設定さえ調整すれば、簡単に撮影できます。

ちなみに上の写真の撮影データは以下の通りです。
F値3.5
露出時間0.3秒

カメラのメニューからフラッシュのモードを後幕に設定し、あとはISOをできるだけ低くし、RAWでの撮影も必須です。
自宅でも、室内を暗くして電球一つだけつけてその電球の光で練習してみてください。

レンズやカメラ機によって細かな設定の差は出てきますが、共通して言えることは以下のポイントです。
・RAW撮影
・フラッシュの設定は後幕
・シャッター時間は長く
・ISOも低め設定

そしてシャッターボタンを押した後にぐるっとカメラごと動かすと、その動かしたラインで光が動いて見えますよ!