ドローン操縦士の北海道ブロガーヤス松尾(Instagram)です。
ドローンを住宅街や夜間に飛行されるには飛行エリアの管轄する航空局への許可・承認が必要です。
そしてその許可承認は提出してから約1ヶ月は余裕を見て想定しておく必要があると言われております。
そのため空撮業務を行う業者は、撮影する場所やクライアントが変わるたびにその申請書を書いて提出していたのでは業務になりません。
そのため、業務に使うドローンの機種や特性、飛行させる目的などあらゆる細かな詳細を書いて管轄航空局へ申請すれば一年間その都度申請を出す必要のない包括許可承認を得られる仕組みがあるのです。
先日その許可承認申請書を、管轄航空局へ送り、私が書いた内容で大丈夫か確認してもらうべく、メール送信しました。
申請書の内容は書くことが非常に多く、一度の申請では通りにくいとされています。
承認されるまで当ブログでシリーズ化し、経過などもまとめていこうと思っております。
↓規制やルールのご確認はこちらの記事をご覧ください
申請書の取得場所
申請書はインターネット上で取得することができます。
国土交通省のホームページの右にある「申請手続について」を選択します。
そうすると以下の画像の箇所でワードの申請書データをダウンロードすることができます。
実際の申請書
それでは実際にダウンロードした申請書の一部を見てみましょう。
A4サイズが全部で16枚もあります。
内容としては以下のことを書きます。
・飛行させる目的
・業務に使う機種
・どのような安全対策が機体に装備されているか
・申請するにあたり最低10時間の飛行練習が必要のため10時間分の練習場所、日付
などです。
♣ドローン申請時の豆知識
国土交通省が認定するドローン機種であれば申請を省略できる箇所もあります。
DJIのドローンでしたらほぼ省略対象です。
資料の一部を省略できる機種リスト
そしてこの申請書は完全に100%自力で記入する必要はありません。
国土交通省のホームページに書き方の例が見れるリンクがありますので、そちらを参考に(箇所によってはコピペOK)書いてください。
♣ヤス松尾オススメの一冊
私自身非常に参考になった本がこちらです。
「ドローン空撮ガイドブック」です!
ドローンで空撮を趣味や仕事として活用している様々な人のインタビューや
機体のメカニズムも学べて
申請書の書き方ガイドも見ることができます。
空撮する目的は人それぞれなので、この通り書けば完全にOKではありませんが、ざっくりと大きなベース知識を得ることができ大変助かった一冊です。