民泊研究科・民泊カメラマンの@yasu_matsuo_jpnです。
本日は、ホストさん自身で民泊物件を撮影される際や、カメラマンに依頼する時にでも、必ず撮影前にチェックするべきコトをまとめてみます。
本日ご紹介するチェック事項は、私も少人数定員のワンルームアパートでも、大人数泊まれる一軒家を撮影するときでも必ず確認するようにしています。
ぜひ参考にしてみてください!
Today’s World Without Border Topic
「撮影前に必ず確認するべきポイント。」
①スリッパ
私は民泊物件を撮影する際、玄関→浴室→トイレ→寝室→キッチンという順番に撮影し、最後にリビングを撮ります。
いきなりリビングを撮影するより他の室内を見ることで、その場で行える修正点やお部屋のコンセプト、泊まりに来るゲストの層が見えてくるからです。
なので、基本玄関から近い部屋順に撮影するというのが自分の中ではルーティン化しています。
これはあくまで自論ですが、自分の場合ホテルや宿泊先に着いたら、まずは全ての部屋を見てみたいものです。
その時は玄関から入り、玄関からいきなりリビングに入るより、その間にある部屋の扉を開けて中を見て、リビングへと進んでいくので、自分と同じパターンのゲストの気分を少しでも実感し、改善点やバージョンアップに活かせる情報やアイデアをホストさんに伝えるコトができるかもしれないからです。
ですので、ご自身で撮影される際はゲストが初めて部屋に入った時を想像して、まずは玄関から撮影してみてはいかがでしょうか?
ということで、まずはスリッパをしっかりと並べましょう。
そして斜め上から、バッチリと撮影します。
②照明
昼間に撮影する時も、夜中に撮影する時も、部屋の照明は必ず全てONにしてください。
ムーディな写真を撮る場合は別ですが。
もちろんお部屋の大きな照明だけではありません。
キッチン上にある横長の蛍光灯照明や、換気扇に付いているオレンジ色の豆電球も付けていきます。
③シーツ
ここは私だけでなく多くのホストさんやカメラマンも苦労する部分だと思います。
それは寝具のシーツのシワです。
シーツのシワやよれ具合はどうしても付いてしまいます。
新品を購入して袋から取り出した状態ですら、折り目がついているので、どうしようもありません。
ホテルのようにシワひとつ無い状態を作り上げるのは至難の技です。
出来るだけシワを見立たないように、撮影前にしっかりとシーツを伸ばしてあげましょう。
↑ちなみにこの毛布、指でなぞったらその部分が色が変わるタイプの素材です。
この手の毛布にはさらに要注意です。
④食器
食器や鍋、調理道具、カトラリ類は棚の中にしまうのではなくキッチンの上に出して撮影しましょう。
そのため、撮影映えするように綺麗に並べることが重要です。
こうすることで、食器の種類や鍋の形などが明るい照明の下撮影ができるのです。
⑤洗濯機
洗濯機は新品で購入される方もいれば、ヤフオクや近所のリサイクルショップの中古品を買う方も。
もしも新品で購入されたとしても、給水・排水ホースを繋いだ後の動作確認はしていただきたいです。
中古で購入された場合も絶対に忘れずに、動作確認をお願いします。
実際にノーマルモードで洗濯して給水と排水がされるか、水漏れは起きないかなど確認しましょう。
中古で購入した場合、どこかに小さな穴があって水が流れてくるという話も少なくありません。
⑥カーテン
カーテンは基本的に2種類ありまして、薄い素材のレースカーテンと色のついたドレープカーテンの2種類に分かれます。
撮影時はレースカーテンは閉めていただいて結構ですが、ドレープカーテンは必ず開けましょう。
多くの光を入れ込むためにも、自然光は一番お部屋を美しく見せてくれます。
↑しっかりカーテンも綺麗に張って撮影です。
⑦トイレ
トイレの蓋は絶対にしめてください。
普段ご自宅で蓋を開けたまま使う方は、気にせずに開けたままで撮影される方がいますが、閉めた方が印象的に良いでしょう。
⑧コード
良い家具やこだわりの装飾品をお部屋に設置したのに、せっかくのコードが部屋からむき出しではせっかくの写真が台無しです。
どうしても、ダラシの無いコード達に目がいってしまいます。
私は毎回マジックバンドを使ってコードを束ねています。
TRUSCO MKSH1915BK
例えば掃除機
ほかには、部屋床を伝う延長コードもビシッと整えましょう。
タオルケースに入れたドライヤーも見逃しません。
ぜひ写真撮影の際は参考にしてみてください。
今後も撮影テクニックについてはたくさんアップしていきます!