Airbnbホストのヤス松尾です。
2019年2月にネパールの首都カトマンズのお隣のパタンという街に行った際、宿泊先をAirbnbを使って予約しました。
こちらのおしゃれなお部屋に滞在日数5日間予約しました。
しかしとんでもない宿だったのです…。
余談ですが、この宿に移動するとき私は体に異変を感じていました。
風邪をひいた時のような関節痛が全身に生じ、動くのもやっとな思いでこの宿に到着したのです。
(あとでこの症状は風邪ではなく、もっと旅の存続にも影響する原因だとわかるのですが…)
そんな体調の悪い中、見た目はおしゃれなこの宿で更なる悲劇がこの宿で待ち構えていたのです。
予約は2/5〜2/10の5泊で支払金額は¥9,807です。
一泊¥1,961の計算です。
シャワートイレ付きのダブルベッドルームが¥2,000なんて日本では考えられませんが、ネパールの観光地でこの価格は決して激安ではなく、エコノミー旅行者が泊まる一般的なクラスです。
5泊で予約したのですが、今回ご紹介するトラブルが原因で4泊目でこの宿をチェックアウトし、他の宿に移動しました。
そしてAirbnbにもトラブルの事情を説明し返金を求めました。
皆様も今後Airbnbに宿泊した際、何かしらのトラブルに遭遇することがあるかもしれません。
Airbnbは従来のホテルとは違い、一般住宅も貸し出されていますし、何よりホスピタリティは高いものの宿泊業は未経験のいわば素人の方も多く参入しています。
今回はAirbnb物件に宿泊し、何かトラブルにあった時の対処法、Airbnbへの連絡方法をまとめます。
私の実際のトラブルを元にした実録レポートです!
トイレ、シャワー、手が洗えない事態に?!
まず冒頭でお伝えした宿に向かう際の私の体調不良、それは胃腸炎だったのです。
ネパールで一番の病院のグランデインターナショナル病院に行き診察してもらいました。
何も食べることができず、さらには常にトイレに行かなければならない最悪の体調です。
まずはじめに大きなトラブルとしてこの宿はお湯が出ないということです。
ネパールでお湯が出ないのは、よくある話です。
本来Airbnbのリスティングにお湯が出ると記載しているのに、出ないのは完全なる相違問題なので、この時点で報告するべきなのですが、長期にわたるネパール滞在でネパールのインフラの無さは理解しており、WiFi完備、ホットシャワー有と記載していても、実際には動かない現象はよくある話なので、お湯出なくても驚かなくなっており完全に意識が麻痺していました。
しかも室内には小さなセラミックヒーターしかない上、季節も冬で非常に寒いです。
中途半端なぬるま湯のシャワーに入っても、風邪を引く可能性大なので、3日間ほどシャワーには入っていませんでしたが、そんなストレスをも忘れさせるほど胃腸炎がやばかったのです。
そして滞在4日目の夜、2ヶ月間のネパール滞在で初めての体験をします。
それは断水です!
4日目の深夜、胃腸炎によるトイレを使い終わり、手を洗おうと蛇口をひねっても非常に細いラインでしか水が出てきません。
しかも次第にどんどん減っていくではありませんか!
しまいには水が一滴も出なくなってしまいました…
これにはもう呆れて完全に体力、精神共に疲れ果てました。
つまり今回のトラブルは断水です。
洗面台の水のみならず、シャワー、トイレの水が胃腸炎の時期に使えなくなるという完全なる絶体絶命のピンチです。
トラブル遭遇時はじめにすること!
まずAirbnbでトラブルにあった時は、必ずAirbnb上のメッセージでホストに事情を説明してください。
もしもLINEやWhatsAppなどの連絡先がわかっていたとしても、必ずAirbnb上でメッセージしましょう。
連絡の順番は、はじめにホストに事情を説明後もトラブルが続く場合、Airbnbにも連絡をするのですが、その時にしっかりとトラブルのやりとりがAirbnb社内でも内容を確認できるためAirbnb上でやるのがスムーズです。
まず以下の画像がホットシャワーが出ず、ぬるま湯とも呼べないぬるま湯しか出ないことを私がホスト本人に伝えたメッセージです。
そして以下が水すらも出なくなったことを伝えたメッセージ。
深夜2時くらいでしたが、すぐに連絡を送りました。
ポイントとしては、トラブルが起こったら様子を見てから連絡するのではなく、すぐに連絡しましょう。
そして翌朝こんな返信が。
「水は出ているか? またはあなたはAirbnb上で私を悪く見せようとしているのか? 多くのゲストがここに泊まっているけど、今までちゃんと水は出ている。」
と返信がきました。
なんともだらしのないホストです。
この一文で私はネパール旅で初めて苛立ちを感じました。すぐチェックアウトし、ちゃんとお湯が出る宿に移動することにしました。
♦ポイント1
トラブル遭遇後すぐにホストにAirbnb上で連絡
ホストに連絡した後
ホストに連絡しても解決しないようでしたら、次にAirbnbに連絡し、返金や対処を求めましょう。
私は今回最低でも宿泊していない分の料金は確実に返金して欲しいですし、滞在中ずっとお湯が出なかったわけですからその分でも多少なりとも何かしらの対応があってもよいのではと思い、全ての事情を事細かに記入しAirbnbにメッセージを送信しました。
その後Airbnbから返信がありました。
その後も何回かやりとりした後、私↔Airbnb↔ホストでいくつか確認をし、ホストと私の間にAirbnbが入ってトラブルをサポートしてくれます。
まとめ2
ホストへ連絡しホストが望む対応をしてくれなかったら、すぐにAirbnbへ報告。
写真または動画などの証拠素材も必ず用意しておきましょう。
結果
そして翌日Airbnbより、どのような対処になるかメッセージが送られてきました。
早めにチェックアウトしたため消化していない日数分の宿泊費15.47USDとすでに消化している分の50%にあたる30.94USD、合計46.41USDを返金すると連絡がありました。
そして更に翌日!
Airbnbから50USD分のクーポンが送られました。
いきなりのサプライズでこれは嬉しいです!
というわけでまとめます。
今回チェックイン前に予約した料金は$88
ちなみにサービス料の$10.78はAirbnbに払う手数料です。
そして今回のトラブルで返金された額が$46。
さらに$50分のクーポンが送られてきましたので、金額的には当初支払った額よりも多くなりました。
このようにAirbnbはしっかりとサポートしてくれます。
$50のクーポンはエクストラのサービスですので、全トラブル時に送られてくる保証はありませんが、断水時の返金など何かリスティングの説明内容との相違や滞在中のトラブルにはしっかりと対応してくれます。
Airbnbでトラブルにあった際は常にホストとの二者間でトラブルを解決しようとはせず、Airbnbが必ず間に入ってくれますので、常にAirbnbにトラブルの状況や被害がわかる写真などを撮る癖をつけておきましょう。
私からもクーポンプレゼント
私からAirbnbに登録されていない方にクーポンをお送りします。
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https://www.airbnb.jp/c/12d9c9?currency=JPY
まだAirbnbの登録をしていない方はぜひこの機会に登録してみてください。
新しい旅の世界が待っていますよ!