本日は前回お伝えいたしました、民泊運用の際、鍵を直接手渡しでゲストに渡す以外にも、特定の場所に鍵を設置しておき、ホストは立合わずゲスト自身で鍵を取得してもらい無人でチェックインしていただく鍵の渡し方についてのレポートの続きです。
前回の記事↓
Airbnb運用テクニック【自動チェックイン】ゲストと会わずに鍵を渡す方法
マンションやアパートの一階にあるメールボックスに鍵を入れるか、好きな場所にキーボックスを設置する2種類が定番になりますが、今回はキーボックスの設置場所でちょっと珍しい場所といいますか、一見そんなところで大丈夫なの?!という設置場所をご紹介いたします。
実際もこれからご紹介する場所に鍵は設置されていますが、問題なく運用されているそうです。
当ブログを読んでくださっているホストさんの中で、鍵の取り付け場所に悩まれている方がいましたら参考にどうぞ。
①物件の真裏編
更に奥へと連れて行かれます。
完全に自転車置き場。 大きな旅行かばんを持った外国人がこのあたりをウロウロしていたら、怪しいと他の入居者に思われるかも。。
そして、ついにありました。
すごくお忍びな場所にキーボックスを設置されていますね。
②物件の真裏編 pt.2
メインドアは写真左です。 しかしキーボックスは右の赤丸の位置にあるそうです。
こんなビルの間入ったことがありません。
海外からの旅行者にこの隙間に入れというのは、少々無茶では笑
③物件の真裏 pt.3
物件の入り口は写真左のエントランスと書かれている場所。
しかし、キーボックスは全く逆の右へ誘導しています。
まだここでキーボックスとご対面では無いんですね…。
指示されている赤いマーク地点まで進んでみましょう。
やっと、ありました。 自転車置き場の奥にキーボックスがぶら下がっております。
こんな入り組んでいる場所に設置しても、初めて来た外国人がちゃんと見つけ出すのもすごいですね。
自販機に付ける編
こちらの物件には、自動販売機の足元に設置されています。
民泊を全く知らない入居者の方なら、「なんで自販機にキーボックスが??」と思うのでしょうね。
そしてもう一枚。
④自転車に設置編
こちらの方は自転車の荷台の部分に取り付けています。
この自転車はもう壊れているため、キーボックス設置用にここに置いているとのこと。
なので、まずはこの自転車を盗まれないように(壊れているから誰も取らないだろうが、自転車も盗まれたら鍵も無くなってしまうため)、自転車本体とスタンドを鍵で固定して、さらにその自転車の荷台に民泊用の鍵を設置するというテクニックです。
⑤物件の隣の物件に付ける編
こちらの物件の入り口は右側の赤の四角です。
しかし、キーボックスは隣のビルへの入り口の手すりに設置されています。
確かに、通りからもすぐにキーボックスが見えて、わかりやすいかもしれません。
しかし、隣のビルの手すりは大胆な発想です。
いかがでしたでしょうか。
そもそもなぜ今回の写真の民泊ホストの方々は物件の郵便受けを使わなかったのか。
まず理由としてこれらが挙げられます。
・管理人が厳しい
郵便受けから鍵を取り出そうとする外国人旅行者に、いちいち管理人が「あなた誰?」と問いただし、ゲストが不快な思いをする。
または、管理組合から民泊利用が理由で退去を告げられる可能性が増すため。
・オートロックドアより奥に郵便受けの中身を取り出す部分がある
・そもそも郵便受けが無い
という3点が主な理由となっています。
そして、今回の写真でご紹介した特徴あるキーボックスの設置場所の物件は、わかりやすく、かつ目立ちすぎてはいけないという絶妙な場所がここだったということで、ちょっと特殊な場所に設置したということでした。
次回は今回の主役であった「キーボックス」
これも民泊に向いている物、また雨やサビに強い物いろいろありますので、ご紹介いたします。
キーボックスで鍵を設置することをお考えのホストさんは、どこに置くか、どのくらいの鍵の大きさかによっても購入するべきものが変わってきます。