Airbnbの運用テクニック「物件内覧編」




 

先日Airbnb運用テクニック第一弾として、airbnb物件選びの基本的な情報をお伝え致しました。
本日は見たい物件が決まり、実際に見に行った際、どこをどう見て現地では何をするべきかをお伝え致します。

 

これさえ持っていけばOK物件内覧必需道具

01、カメラ(iPhone可)
02、メジャー計測器
03、ノート&二色ボールペン
の三点です。 多くの物は何も必要ありませんが、これらの三点セットを必ず持参して行きましょう。

これらさえあれば物件内覧を一度で終わらせ、内覧時にゲットしたデータから、帰宅後すぐにどんな家具を買うかを考える「物品選定」の段階に入れます。 この段階に入ると、実際に宿泊するゲストの事を考えながら家具や備品を揃えて行くので、エアビーのホストを始めるぞ!という覚悟やワクワク感が体の中から放出されてきます。
物件内覧は何度も行う事が出来ません。 普通は不動産屋の人に連れて行ってもらいチャンスは一回のみです。
その一度の物件内覧で、私がお伝えするいくつかの必須項目をチェックしていただければ、無駄なアクションは無くなり、契約開始日から三日以内にはairbnbを運用始める事が可能です。

 

内覧データノートの作り方

内覧データノートとは物件の間取りや、部屋の広さ、カーテンの尺、家具の設置イメージ等、第三者が見てもその物件のairbnbに必要な情報全てを書き込んだノートを指します。 物件内覧のチャンスは一度きり。 これは書くべきか書かなくていいか悩む事無くたくさん書いて行きましょう!

①間取りを書く
定規を使って細かく書く必要はありません。 不動産屋さんも同行しているので、さくさくっと素早くハンズフリーで書いて行きましょう。

②カーテンの長さを測る
カーテンの長さの正しい計り方をお伝えします。 カーテンの測る箇所は二カ所。幅と丈です。 ですがどこからどこまでを測ったらいいのか難しいですよね。 こちらは大手家具ショップのニトリ公式の計測方法です。 これを覚えておけば一生カーテンで困る事はありません。写真 2015-06-12 10 57 24のコピー幅は最も端の固定された左右のカーテンレールの距離です。

写真 2015-06-12 10 57 35この箇所です。この長さを測れば幅はOK。
次に丈です。写真 2015-06-12 10 57 24のコピー2左の赤丸のメジャーのようにレールにメジャー先を引っ掛けて、グググッと下の窓枠まで下ろすと楽です。
黄色のラインはカーテンレールから窓枠までの長さ。
緑は窓枠から+10cm足した長さです。 これが非常に大事なポイントです!
窓枠ギリギリの長さをメモするだけではなく、+10cmの長さを書いておくといいでしょう。多少長めのカーテンの方が見た目がクールです。

③コンセントの位置&個数、TVアンテナの位置をメモ
これはAirbnbを最速で運用するのであれば、重要メモ項目の一つです。 TVアンテナの位置にTVを設置し、その前にセンターテーブルとソファ…というように、TVアンテナからインテリア配置の妄想はスタートすると言っても過言ではありません。

④部屋の壁から壁の長さ
これはベーシックな事ですが、ただ壁から壁の長さを測ってもダメです。もしもその部屋にクローゼットやスライド式ではないドアがあれば閉じている時の長さだけでなく、ドアをフルで開いている時の長さも必ずメモしましょう。

 

以上の事を踏まえて一度きりの物件内覧で私がメモしたノートをお見せします。

♦ワンルームの場合
新規ドキュメント 29_1 (Unicode エンコードの競合)赤丸でと書いてあるのはコンセントの場所と個数を表しています。
カーテンの表記は幅×丈の順番です。

♦2LDKの場合

新規ドキュメント 29_2 (Unicode エンコードの競合)かなり生々しいメモになっております。 何度も言いますが必ず、ドアやクローゼットを家具を設置した際塞ぐ事が無いように、扉関係の動くスペースを見通して寸法して下さい。

♦2LDK(?)の場合

新規ドキュメント 29_4 (Unicode エンコードの競合)すいません、このページは読み返しても全くどの物件を書いたのか思い出せません。。。 かなり数多くの情報が書き込まれているのは皆様もわかっていただけると思うのですが、読み返しには難しいものがあります。 ですが気にしないで下さい。これらは読み返す必要は無いので、殴り書きでも書いた本人がわかればOKです。 とにかく、この内覧時のノート作成時にはスピードと情報量がとても大事なのです。

♦かなり広めなワンルームの場合

新規ドキュメント 29_3 (Unicode エンコードの競合)

 

こちらは現場では黒色で間取りをサクッと計測し、帰宅後に物の配置を妄想しながら青色で家具の場所を書き込んでおります。 このノートの反省個所はコンセントの場所を書いていないが為に、タコ足や延長コードをいくつ買えばいいのか、鍵の受け渡し日にならないとわからいコトです。 それは非常に大きな時間のロスです。 鍵の受け渡し日に全ての荷物を届く様にネットショッピングで買い物し、その日に家具を設置、そして翌日の昼間に撮影し、夕方にリスティング作成し、夜に公開という最速ルートが出来なくなります。

 

内覧メモのマスト事項

1、入室する前から左手にノートと右手にペン、右のお尻のポケットにメジャー、左のお尻のポケットにカメラをスタンバイ。
2、入室した瞬間に間取りを書き込むと同時に、コンセントとTVアンテナの場所もチェック。
3、お尻からメジャーを取り出し、カーテンの幅と丈を寸法。(丈の+10cmを必ず忘れずに!!)
4、メジャーを手に取った、そのまま部屋の壁から壁の長さを測る。(ドアの開&閉バージョンも忘れずに!!)
5、最後に、ガスの種類も給湯器を見てメモ。
6、仕上げにカメラで部屋をとことん撮影。天井のシーリングライトが備え付けかもしっかりご確認を。