インバウンド研究家のヤス松尾@yasu_matsuo_jpnです。
本日は北海道+インバウンドにまつわる様々なデータをご紹介いたします。
北海道で既にインバウンドに関わっている方や、これからゲストハウス・民泊を北海道内で運営しようかお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
それではまず北海道の全国1位のデータをご覧ください。
北海道の全国1位
温泉の数
北海道にある温泉地245箇所。
ちなみに厳泉数は大分、鹿児島、静岡に次いで全国4位です。
♠じゃらんnet「北海道の人気温泉地ランキング」
https://s.jalan.net/2sTCslT
農業産出額
二年前の2016年の農業産出額は1兆2,115億円で、過去5年間で約15%増加しているそうです。
乳用牛のシェアは51%に達します。
♠北海道農政部「北海道農業・農村の現状と課題」
https://bit.ly/2JLe8bW
海面漁業漁獲量
去年2017年の漁獲量は73万トン。
2位は長崎ですが、倍以上も差があります。
♠北海道⽔産林務部総務課
https://bit.ly/2JLfiEk
木材生産額
二年前の2016年の木材生産額が345億円で日本一となっています。
全国的にも天然林が豊かで、国有林・道有林の比率が高いです。
♠ジモコロ「未来の林業は稼げる」北海道・下川町の60年構想が芽吹いた話
https://bit.ly/2LJLCrU
地域ブランド(魅力度)
地域ブランド研究所の「都道府県別魅力ランキング」では2009年度の調査依頼、9年連続で日本一をキープ。
これは住んでいる私には客観的に見る能力がどうしても少なくなってしまう部分ですが、豊かな食べ物や自然、そして札幌という都心もあり、最高の観光資源を持っていることは間違い無いでしょう。
♠都道府県データランキング
https://uub.jp/pdr/s/m.html
数字で見るインバウンド事情
次にインバウンド関連のデータもご覧ください。
北海道の外国人来道者は6年で3倍に増えており、観光業は絶好調と言えます。
しかし北海道自体の道民の数やJRの駅減少など課題も多いのも事実です。
訪日外国人来道者数
年々確実に外国人来道者数は増えています。
2020年度には500万人を北海道は目指しているとのことです。
国別では
中国 24%
台湾 23%
韓国 18%
が上位が参加国が北海道を訪れています。
北海道の減少データ
これまでは北海道の良い部分をお伝えしました。
一方減少している点も存在しています。
最後に北海道が抱える課題や減少傾向にあるデータを見ていただきます。
人口
2010年北海道には551万人の人々がいましたが、30年後の2040年には100万人以上の人口が減り、419万人になると推測されています。
人々は札幌の一極集中化が進んでおり、道内の地方の人口は減少する一方です。
そんな札幌も97年をピークに減少傾向は続いており、2040年には全道の人口の約40%が札幌に集中するとも推計されています。
JR交通のインフラ
↑赤い線は単独維持困難線区です。
函館〜旭川間、札幌〜釧路間以外は単独維持が困難とされています。
現状で困難であれば、数年後には廃止となり、これからますます地方に住む方々は移動に困り、買い物・通院など車が必要不可欠に。
高齢者の方々の運転の事故が増えている原因にはこのような交通インフラの衰退も原因しているのかもしれません。
以上「データで見る北海道情報」
でした!