北海道バケーションフォトグラファーのヤス松尾(Instagram)です。
勤め先の会社に半年間インターンとして来ていた3名の中国人が、半年間の任期を終え中国に帰るということで、先日彼らとの最後の思い出作りとして藻岩山に一緒に行き写真撮影をしてきました。
さらにバケーションフォトグラファーとしての第一歩として彼らに素材用写真のモデルにもなってもらい私が彼らを撮影し、そしてその様子も自給自足カメラマンのツッチーさんに協力を仰ぎ撮影してもらいました。
本日はインターン3人とツッチーさんとの藻岩山ナイトビューツアーの模様をレポートします!
藻岩山とは?
藻岩山は札幌市内にある夜景スポット。
2015年10月には日本新三大夜景として長崎、神戸そして札幌が選ばれました。
札幌市内には様々な夜景スポットが存在しますが、私がその中でも最もオススメなのがこの「藻岩山」です。
アクセス方法
交通機関を使って行く場合は外国人観光客にはわかりづらい市電(日本人の方であれば大丈夫)に乗る必要があります。
バスや地下鉄ではいけません。
そのためバケーションフォトグラファーとして、交通機関では行きにくいけども、ぜひ札幌に来たのであれば訪れて欲しい藻岩山に自前のハイエースで共に行き写真撮影サービスをしたいと考えている次第であります。
料金
大人:1,700円
小学生以下:850円
上記の料金で麓から頂上までのロープウェイで往復することができます。
その他詳細はHPをご覧ください。
https://goo.gl/dbq36a
送別夜景ツアーのメンバー紹介
まずは今回の主役であるインターン生をご紹介します。
①Eric(エリック)
日本に来た当初「日本人の彼女を作りたい」と意気込んでいたが結局半年間誰とも恋の花を実らすことなく任期を終えた奥手のシャイボーイエリック。
日本語はペラペラで主に日本語と中国語の翻訳を社内で担当。
②Fiona(フィオナ)
チャーミングなスマイルがお茶目なフィオナちゃん。
彼女も日本語が達者で母国中国語と日本語、英語の3ヶ国語操るトリリンガル。
③Young(ヤン)
この半年間のインターン中に中国の大学を卒業したヤン。
来日当初日本語は全く話せなかったものの半年間の間に簡単な日本語を覚え、話すことは出来なくとも周囲の日本語は理解できるまでになった硬派な青年。
そして今回私が始動したいバケーション撮影サービスの素材写真を撮影していただいた自給自足カメラマンツッチーさんがコチラ↓
ツッチーさんは東京都の福生市で自給自足な生活をしていたロハスなカメラマン。
東京生活時代には庭付きの一戸建てを賃貸し様々な野菜を育てて鶏も飼っていたそうで、札幌に引っ越すにあたり自らの手でその飼っていた鶏を捌いて食べたという驚きのストーリーを持つツッチーさん。。
見た目によらず実は超ワイルドな男です。
私と年齢も非常に近く、気が合う気しかしません。
それではそんな愉快な5人での夜景ツアーをご覧いただきましょう!
札幌市民でも道を間違える藻岩山の麓
札幌市の中心部で私たちは合流することに。
予定よりもちょっと早く私とツッチーさんは待ち合わせし、事前にカメラなどのチェックを行いました。
今回ツッチーさんには「バケーションフォトの宣伝のための素材写真をバンバン撮ってください」とお願いをし、カメラアングルや撮りたい写真の内容を伝えました。
同じカメラマンとしてバシッと私の意図を理解してもらえた感が十分に伝わり完全に安心しました。
あとは私自身がインターンの3人の写真をうまく撮るのみです!
そして3人も待ち合わせ場所に合流しました。
それでは出発です!
藻岩山山頂に行くまでの2つのパターン
藻岩山には頂上に行くまでに2つのパターンがあります。
一つ目は麓まで車で行き、麓→頂上までロープウェイで行く方法。
二つ目は中腹まで車で行き中腹→頂上までをロープウェイで行く方法です。
この場合「藻岩山観光自動車道」という道を走り中腹まで行くのですが、私たちは一つ目のルートの麓まで車で行くコースを計画していました。
しかし2つのルートの道は大きく離れているので曲がるところを間違えると、全く違う方向に行ってしまうのです。
この違いはオフィシャルHPにもわかりやすく書いていないため、ここで2つのパターンの行き先をメモしておきますので、車で行かれる際はお間違いないようにしてください。
①麓→頂上ロープウェイコース
②中腹まで車で、そこからロープウェイコース
ご覧のように山を挟んで目的地が真逆のためご車で行かれる方はご注意ください。
私たちもコース1を目指していたのに、コース2の途中まで行きかけていました。。
藻岩山の麓に無事到着
少々道を誤り遠回りしてしまったものの、無事到着した私たち。
早速撮影開始です!
入り口の前、エレベーターの前、入場料を支払うカウンター、様々な場所でシャッターを切っていく私ヤス松尾。
ちなみにJAFの会員だと200円の割引が適用されるので、会員の方はお忘れなく受付時に提示してください。
ロープウェイで頂上へ
ロープウェイで頂上まで登ります。
この時も窓側をキープすると真っ暗の山の麓から登るにつれ綺麗な夜景が突如現れる絶景を見ることができます!
ロープウェイは出来るだけ窓側の席をキープしたいところです。
ロープウェイは麓から一気に頂上まで行くのではなく一度、中腹駅で止まり乗り換えます。
乗り換える場所はお土産スペースになっており、北海道の様々なお土産が購入できますし、藻岩山のマスコットもーりす君との記念撮影も出来ます。
いざ山頂へ!
中腹駅から頂上に再度ロープウェイに乗車します。
この時も窓側をキープすることで夜景を見ることができます!
どんどん上に移動しながら視点が高くなりつつも絶景が広がっていく感覚が心地よいです!
そして展望台に到着です!
めちゃくちゃ綺麗!!
ここからはインターン3人にモデルになっていただき撮影会本番のスタートです!
こんな感じでパシャパシャ私が撮影する一方、ツッチーさんはその私たちの姿を撮影してくれているわけです。
ちなみに撮影した日は8月30日。
日本全国的に見ればまだ夏と呼べる時期ですが、北海道の場合夏は8月の半ばで完全に終了します。
というわけでこの時期は夏と秋の入り口です。
しかも山の頂上というだけあり非常に寒いです。
夏に道内観光に来られた方も藻岩山に来られる際は必ず長袖を持参してきてください!
撮影終了!
というわけで素敵な夜景と共に半年間お世話になったインターン生と素敵な時間を過ごすことができました。
「二度と巡って来ないであろうこのシチュエーションを大事に過ごす」というのは私がこれまで旅をしてきて得た教訓です。
同じ国内に住んでいる友人でもまたいつか会える時が来ると思ってその時を軽い意識で過ごしていてもまたその再会が来るとは限らないし、貴重な出会いの中での共有を「また次回」で流せるほど出会いと別れのチャンスは軽いものではありません。
また半年後、一年後、数年後会えるかもしれないけども、その時の時間の共有を大事にしたいものです。
次は彼らの国中国での再会か、はたまた札幌か、世界のどこかか。。
モデルになってくれたインターン、素材撮影の協力をしてくれたツッチーさんありがとうございました!
撮影の翌日エリックとヤンは新千歳空港から中国へと帰国しました。
エリックは日本に来る前、インターンが終わったらそのまま中国の企業に就職する予定でしたが、この半年間で日本の様々な地域を見て、夢が変わり現在は日本の大学院への進学を決めたそうです。
ヤンは中国に戻り後すぐにベトナムのホーチミンへ行き数ヶ月働く事が決まっています。
フィオナは10日後に札幌からの帰国予定です。
Thank you for everything you guys!!
I hope we cross paths again!!