北海道池田町一泊二日旅行 二日目編。札幌からの行き方・観光地情報




 

北海道ブロガーヤス松尾(Instagram)です。
本日は昨日に引き続き北海道・池田町の一泊二日旅行の二日目のご報告です。

↓一日目レポート
https://yasumatsuo-wwb.com/170701-ikedacho-1/

 

札幌から池田町へのアクセス方法

まずは札幌から池田町へのアクセス方法をまとめてみました。
一番オススメなのはやはり車です。
道外から観光で来られた方もレンタカーで行かれると良いですよ。

高速道路利用の場合
札幌南IC→千歳恵庭JCTで道東道へ→池田IC
運転目安:二時間半〜三時間
高速道路料金:通常料金¥4,870

一般道路の場合
運転の目安時間として4時間ほどは想定しておいて良いでしょう。
私は今回の旅行で行きでは高速道路を使い、帰りは一般道を走り札幌へ帰りましたが、一般道のドライブはほぼ眠気との戦いでした。
一人で運転ならなおさらです。。

JRの場合
特急スーパーおおぞら7号で乗り換えなしで行くことができます。

所要時間は3時間。
料金は指定席料金含め¥7,650です。

JRだと自分で運転する必要がないので楽なのですが、往復で考えると約¥15,000以上もします。
飛行機で札幌から東京に行けてしまう料金です。

同じ県内なのに、県外へ行くよりも高い費用…
これは北海道民の悩みなのです。

それでは本題へ戻り私の池田町滞在二日目をご覧ください。

 

池田町観光①ボルダリングジム「レッドポイント」

宿泊していたユースホステルをチェックアウトした私は池田町の地域おこし協力隊のKUROさんが運営していると聞いていたボルダリングジムへ足を運んでみることに。
現地に着くと小学生ぐらいの子供達が元気にボルダリングしていました!

これは自分たちでDIYして製作したらしいです。
子供達が笑いながらポイントの説明を聞いていて、とても素敵な光景でした。

ジムの名前は「レッドポイント」
住所を掲載しようと検索して見たのですが、どこにも住所が書かれたサイトなど見つけることができませんでしたが、池田駅のメイン通りにあります。

 

ちなみに奥側に黒いTシャツを着て立っている男性がKUROさんです。
ボルダリングを楽しむ池田町の親子と別れを告げ、次は池田町の一つの観光地「ボーヤファーム」へと向かいました。

 

池田町観光②シープドッグショー「ボーヤファーム」

レッドポイントから車で10分ほど走らせた場所に池田町の観光スポットであるボーヤファームへ行きました。
ボーヤファームでは羊を追うシープドッグショーが行われているのです。

犬好きの私としてはマストチェックでした。
ショーは一時間ないくらい行われ見応えも十分ありました。
何より犬たちの頭の良さには驚きです。

ショーが終わった後はパフォーマンスしてくれたワンちゃんたちと戯れることも出来ます。
↑ワシャワシャを楽しむ松尾。

ボーヤファーム
住所:池田町字清見224-2
HP:http://www.netbeet.ne.jp/~boya/contents.htm

 

池田町観光③「ワイン城」

そして最後にやってきました!
池田町のみならず北海道の観光名所とも呼べる「ワイン城」へ。

このワイン城へは、海外からの北海道旅行者や本州からでなく、私たち北海道民も訪れても楽しい名所です。
特にワイン好きの方で北海道へ来ることがあれば必ず行くべき場所でしょう。

さらには入場料はと言いますと…
なんと入料は無料です!

さらにはワインの試飲ブースも。

ちなみに右側の樽に色紙があるのを見えますか?
これドリカムの吉田美和さんのサインです。

池田町は彼女の出身地でもあるのです。

工場見学の他にはもちろんワインを購入することも可能です。

そしてワイン城の四階部にはレストランも。

飲むことも食べることも楽しめる素敵なお城でした。

池田町をあとにして

というわけでこのような流れで池田町を巡ってきました。
現地の方々と池田町について色々お話させていただくと、みなさん「若い人がこの町から出て行く」とおっしゃっていたのが印象的でした。
なぜ地元の若い人たちが池田町から出て行くのか聞いて見たところ「働く場所がないから」というのが多数でした。

たしかにこの町には、スーパー、コンビニ、居酒屋、営業しているのかわからないスナックがある程度。
地元の高校生の娯楽としてカラオケ一軒ぐらいあっても良いのに、と思ったぐらいで娯楽と呼べる施設が一切ありません。

駅前の通りもほとんどシャッター街です。
何も使われていない空き物件であれば、所有者に交渉して何かしらの空間を創ってみたい人々に貸し出してみては?と私が現地の方に言うと、「シャッター物件の所有者たちはそもそもそのような事に興味がないんだ」とのこと。

1円も利益を出していない空きテナントはただ税金が発生するだけのマイナスでしかありません。
おそらく池田町の駅前通りの店舗は営業している店舗よりもシャッターテナントの方が多いのでは?と思います。

池田町は北海道のど真ん中に位置し、美味しいワイン・ビーフ・野菜が採れる自然豊かな場所です。
今回は一つの物件を見るために行きましたが多くの事を知ることができましたし、地域おこし協力隊にも興味が湧いてきました。

若い人たちだけでなく、昔からこの池田町に住んでいらっしゃる方々も、もっとこの町には魅力が多く詰まっている事を再認識していただければ、地域おこしの枠が広がり今以上に多くの観光客が訪れ、現在駅前通りの半分以上を占めるシャッター店舗が地域と町外を繋ぐコミュニティとして生まれ変わる事と思います。

4月に広島に行った際に現地の方に私が「明日は広島城を見に行ってきます」と言うと「あんな場所大した事ない」と言われました。
しかし実際行ってみると、全くそんな悲観的な言葉を投げるような場所ではなく十分地元の人が堂々と誇れる観光地だと感じました。

つまりその土地に住んでいる人が、長く住んでいるがゆえに体に染み付いた慣れのせいで、意外にも自分たちの街の良さや特徴を理解する部分に欠けるという事があるんだと思いました。
この感覚を慣れさせないで、いつも自分たちの住む街を客観的に見る心を持つことも重要だと思っています。

そのために私は自分の住む街を短期間でも抜け出して、見知らぬ場所へ行ってみて新しい景色や空気を吸い、その時に少しだけ自分の住む札幌のことも考えてみるのです。
これが私なりの悪い意味で自分の住む街に慣れない意識を持つ方法です。

また池田町へ行く機会や、今回見学した物件でなにか進展がありましたらまたご報告いたします。