民泊研究科・民泊カメラマンの@yasu_matsuo_jpnです。
本日は民泊物件で写真を撮る際のポイントや綺麗に見える撮影方法をお伝えいたします。
一眼カメラは持っていない、コンデジやiPhoneしかないという方でも問題ありません。
今回の内容はカメラのクオリティとは関係のない、アングルや撮り方のテクニックです。
Today’s World Without Border Topic
「民泊物件のクールな写真の撮影テクニック」
①食器やカトラリはキッチン上に設置。
↓何も置いていないキッチンは少々寂しげ。
せっかかくならば、用意している食器類も置いてみましょう。
これならゲストさんも写真を見ただけで、この物件にはこういう食器やカトラリがあるんだと理解できます。
②設備品は単体で撮影
一枚の写真でまとめて撮影出来るものであっても、個別で単体の写真を撮影しましょう。
このように、電子レンジの上に置いてあるケトルも個別で撮影します。
③装飾品のみの遊び写真も
装飾品グッズだけの写真もリスティングに5枚中1枚の割合でアップするだけでも、閲覧者の気持ちに飽きを与えず、メリハリのあるリスティングになります。
部屋の内容は全くわからないけども、このような遊びの写真も欲しいところです。
④狭い部屋でも最低2枚は撮影
どんなにスペースがなく、1枚撮ればその部屋の情報がすべてわかってしまうような広さの間取りであっても最低2枚はアングルを変えて撮影してください。
しかし逆に撮りすぎて、変化のない写真を何枚もリスティングに掲載すると閲覧者が飽きてしまいますので載せすぎないように。
↓ベッドが3台だけ並べてあるこの寝室。
斜めから撮った写真と窓の正面を向いたバージョンも撮ってみます。
⑤トイレの便座は閉める
トイレの便座は、必ず閉めて撮影しましょう。
トイレを撮影する際のポイントは、カメラ位置を低くすると綺麗に見えます。
ウォシュレットトイレであれば操作パネルの写真もガイド用で忘れずに撮っておきましょう。
⑥オートロックパネルも撮影
物件に到着出来たけども、日本のマンションのオートロックドアの操作が分からず、中に入れないという問い合わせもあります。
そんな時のために、自分用やガイド用に1枚写真があると、それを見ながら電話して押すボタンの手順を教えてあげられたり、画像編集ソフトで操作方法を記したPDFを予め送信してあげることもできます。
↑タッチ式のオートロックは最新設備の一つです。
日本人でもどうやって開けたらいいのかわからない方もいらっしゃいます。
このように実際の使用方法の写真も工夫して撮ってみてください。
⑦リモコンや操作パネルも撮影
滞在中のゲストからTVやヒーター、洗濯機の操作がわからないという問い合わせも非常に多いです。
そのためお部屋のテーブルにでも各種家電などの操作方法のわかるマニュアルを設置したいものですね。
そのためにも写真は必要です。
ポイントは、真上から撮ることです!
⑧屋外の風景も写ってしまっている場合は、しっかりとモザイクを。
窓からの風景や、下の写真のように屋上でBBQが出来るということをアピールポイントでリスティングに掲載する場合、他の建物や家がわからないように加工することも民泊ホストのマナーと言えますし、基本自分の家の隣の人からリスティングを見られても自分が民泊を行っていることがわからない写真に仕上げることも重要です。
⑨カーテンは全開けで照明も全点灯
撮影の前にはお部屋の照明を全てONにすることが基本です。
そしてカーテンもレースは閉めても結構ですが、ドレープカーテンは必ず開けましょう。
そして撮影の時間帯はやはり10〜14時の12時前後がベストです。
↑このように、換気扇のライトまでもしっかり点灯させましょう。
⑩撮影者が写らないように撮影を。
TVや電子レンジなど反射が強い家電は撮影者が写り込んでしまう事がほとんどです。
もしも加工できるソフトをお持ちならば、下の写真のように真っ黒に塗ってしまいましょう。
下の写真は上の写真を加工したものです。
もしくは画像編集ソフトをお持ちでなければ、下の写真のように斜めから撮ることで防ぐ事ができます。
本日のレクチャーは以上です。
広く浅くざっくりと大まかな撮影方法を10個ピックアップいたしました。
次回は、キッチン部を撮る時だけのポイントだけでも10個お伝えしたり、さらに内容を絞った情報をまとめたいと思っております!
まずは今回ご紹介した方法は一眼カメラ、コンパクトデジカメ、スマホどれでも実践できる撮影方法ばかりです。
プロのカメラマンに依頼するのも一つの方法ですが、まずは今自分がお持ちの機材で出来る限界まで、自分の民泊物件を世界中のゲストへ伝えてみてください!