北海道ブロガーヤス松尾(Instagram)です。
先月人生で初めて「山登り」をして来ました。
登った山は「イワオヌプリ」と呼ばれる標高1,116mの比較的初級者向けの山です。
今回は私の人生初の山登りレポートをいたします。
What’s イワオヌプリ?
イワオヌプリとはアイヌ語で「硫黄の山」という意味。
ニセコ連峰の中で最も若い火山で、ニセコ積丹小樽海岸国定公園内に属します。
登山メンバー紹介
今回私を人生初の登山に招いていただいた登山愛好家の皆さまをご紹介いたします。
①バーラーさん
登山だけでなく自転車サイクル、ヤマメ釣りも愛する自然派職人。
今回の登山隊の隊長です。
②ツッチーさん
今回のメンバーの中で唯一昆虫食にも対応し無人の山奥に体一つ放り出されたとしても生き延びる事が出来るであろうサバイバル力を持つ男。
③アディさん
登山歴は浅いものの、ブーツからアウターまで様々なギアを所持し多忙な仕事の合間を見つけては山と共に時間を過ごす正統派トレッカー。
④ブルックリンザキシマさん
今回の登山メンバーで最も軽装な格好だった彼。山登りでは厳禁とされるスニーカーを堂々と履きこなし、コートのポケットにバナナ一本と500mlの水のみを携帯。
山登りスタート
①まずは登山口へ
駐車場に車を停めた私たちは登山口を目指し歩き出しました。
天候は曇り・風は強めで感覚的に風速8mはあったかと思われます。
雨が降らないか微妙な天候でしたが、私以外の4人はそんな天気に不安感を全く覚えず、スタスタと歩き出しました。
初級者向けの山とは言え、そこは人間の力では太刀打ちできない自然たち。
人生初めての山登りの私を歓迎しつつも脅かしもしているような雰囲気の天候。
②登山口到着
登山口についた私たちはスタートする前に、入り口に置いてある入林届出箱に入っている用紙に名前を記入しました。
もしものトラブルがあった時もこの届け出が有力な情報になるので、登山される際は必ず書くべき用紙です。
そしてこの丸太の階段から本当の登山スタートです。
③登山スタート
登山には登る人によって様々な目的や楽しみ方があり、山を登るスピードも人それぞれ。
ゆっくりと景色や植物を観察しながら登る方もいますし、ひたすらスピーディに頂上を目指す方もいます。
私はどちらかと言えば、道中に生えている植物や山の景色を観ながらゆっくりと登って行きたいと思っていましたが、登山経験者の4人は登るのがはやいはやい!
私は一番後ろで頑張って彼らに追いついていく状況でした。
↑彼らはスイスイと登って行きます!
ナイキのスニーカーを履くブルックリンザキシマさんですら軽快なフットワークで登っていくではありませんか!
そして結果…
みんな速すぎていなくなりました笑
足早に登っていく彼らに頑張って追いつこうとするのはやめ、私が登山中に撮った植物の写真をご覧ください。
のんびり撮影しつつも歩いていくと、やっと4人に合流できました。
頂上はまだまだ先です。
「街中のアスファルトの道ですら一時間も歩いた記憶はないのに、こんな激しい岩道を往復二時間も歩く事ができるのか?」と少々不安に。
しかし前を歩く4人に気持ちで負けるわけにはいきません!
弱音が出そうになってもすぐに邪念をかき消し、集中し登山を続けます!
↑底が柔らかいため登山には不向きと言われているスニーカーにバナナとペットボトルの水を手持ちしながらもスタスタと進んでいくブルックリンザキシマさん。
彼がちゃんと登山ギアを身につけたら、すごい男になるのでは?とも思ったり。。
↑アディさんとブルックリンザキシマさんはゆっくり登る私に気を使ってくれて私のスピードに時折合わせてくれるものの、バーラーさんとツッチーさんの二人は登り出してから一度も首を後ろに振り返る事なくただひたすら前進を続ける猛者二人組笑
私はこの両者が後ろを振り向く回数をカウントしていましたが0でした。
おそるべし…
途中小雨が降り出す場面も。
しかし私以外の4人はこんな小雨もろともしません。
改めて男力の無さを痛感しました。
アジアを旅しているときは食事にハエがくっついたり、ダニが潜んで身体中かゆくなるベッドで寝るのも大丈夫なんですが、なぜか日本だとナヨナヨボーイになってしまいます。
自分の弱さを痛感しながらも歩き続け、無事に頂上に到着です!
10分ほど頂上からの眺めを楽しみました。
しかし風がどんどん強くなって来たので、下山開始です!
隊長のバーラーさんが紅茶とバーナーを持参して来ていただいてるとのことなので、風あたりが少ない場所で優雅なティータイムをすることに!
それでは下山開始!
そして下山時もこの4人は凄かったです。
登る時もスタスタと登って行った彼ら、なんと降りる時のスピードも尋常ではありませんでした。
もう半ば先頭を進むバーラーさんを捕まえる鬼ごっこ状態にも見えました笑
④最高のティータイム
下山時、風が弱まった瞬間を見計らい、バーラーさんがアウトドア用のバーナーと茶葉をバックから広げました。
こんな環境で大好きな紅茶を頂けるなんて贅沢なひととき。
アディさんも持参したキャンディをカバンから取り出し皆んなに振る舞いました。
一口サイズのお菓子を交換し合うだなんて登山家らしい憩いのひと時です。
「次回登山するときは私もお菓子を持参し、みんなと交換したい」と思いました。
⑤下山完了
紅茶を飲み終えた私たちは、下山を進め無事に登山口に到着しました。
とは言っても私が到着した頃には皆さんすでにベンチに座っていましたが笑
以上、人生初の登山イワオヌプリ編でした!