【民泊】Airbnb Citizen最新レポート徹底翻訳 一日で250万人が利用した過去最高の夜




 

民泊カメラマンヤス松尾(Instagram)です。
先日Airbnb社が運営するAirbnb情報サイト「Airbnb Citizen」から民泊Airbnbの利用者が2017年8月、過去最高数のゲストに利用されたという情報がアップされました。

本日はその発表された中身を完全翻訳してみようと思います!

♣Airbnb Citizen
https://goo.gl/FCDWKn

 

Airbnb社最新レポート Fast Facts翻訳

1ヶ月前に発表されたばかりのこちらのレポートをご覧ください。

♣Airbnb Fast Facts
https://goo.gl/fs4spF

Airbnbの各数値
左上→Airbnbに掲載されているリスティング数(物件数)が4M=400万件に到達。

右上→そのうち約半分の190万件がホストとのやり取りなしで予約を確定できるインスタントブック可能物件です。


左下→191ヵ国以上の国で利用されています。


右下→2008年から数えて2億人以上の人が宿泊利用しています。

 

上→現在Airbnbは191ヵ国以上の国で400万件でリスティングされ、その数は5大チェーンホテルの部屋数よりも多いです。

中→この400万件のリスティングのうち、190万件はインスタントブック可能物件で、事前承認なしですぐに予約を受けることができ、このインスタントブック可能物件数は日々増加しており、どのホテルチェーンもこの数を上回る部屋数を持っていません。

下→会社が創立した2008年から2億人以上のゲストが世界中のリスティングにチェックインしています。

 

リスティング数の多い上位五カ国
一位アメリカ 66万件
二位フランス 48.5万件
三位イタリア 34万件
四位スペイン 24.5万件
五位イギリス 17.5万件

 

左上:ツリーハウスでの宿泊13万人以上
中上:ゲルテントでの宿泊14万人以上
右上:ボートでの宿泊57万人以上
左下:アースハウス(崖や山など地形をそのまま利用した家屋)での宿泊10万人以上
中下:お城での宿泊12万人以上
右下:キャンピングカーでの宿泊30万人以上

 

Airbnbで増えているホストは60歳以上のシニア層です。
20万人以上のシニア層ホストがいます。

そのうち12万人以上のホストが女性です。

シニア層のホストは59歳以下のホスト達に比べ5つ星レビューを多い確率でもらっています。

 

過去最高の夜
2017年8月5日Airbnbとして大きな夜となりました。
その夜250万人以上の人々がAirbnbを利用したのです。

また他の日でも200万人の人々が世界中でAirbnbを利用しています。

 

以上が翻訳になります。

 

これらを見て思ったこと

物件登録数世界一位のアメリカでは66万件のリスティングが登録されています。
日本では現在約5万件と言われていますので、その数の多さはとても高いことがわかります。

また60歳以上のホストが高レビューをもらっているという調査結果は、今まで考えたこともないことなので驚いています。
自身の顔出しをしないホストや複数の物件を一括で管理している運用代行会社などは、フリー素材から可愛らしい女性の顔画像をダウンロードして使用したり、知人から写真提供をお願いしたりしていますが、今後はお婆ちゃんの顔写真が有効かもしれません。

とは言ってもこの高評価は実際にゲストと会ったりした上でのホスピタリティ評価だと思うので顔写真だけ変えて、ゲストと会わなければ効果は無さそうですが。。

また世界の上位5つのグループホテルチェーンよりも部屋数があるということですが、実際に比べてみました。

Airbnb 400万室
マリオットインターナショナル 115万室
ヒルトン 79万室
インターコンチネンタルホテルズ&リゾート 72万室
ウィンダムワールドワイド 67万室
アコーホテルズ 52万室

♣https://www.bisnow.com/
https://goo.gl/oBuBB8

というわけで完全に世界一の宿泊カンパニーになってしまったわけです。
これは国内国外問わずホテル業界は民泊に反対するわけですね…

 

なににせよホスト数も利用しているゲスト数も世界では増加していることは間違いありません。
来年施行開始されると言われている民泊新法で日本の民泊事情はどう変わっていくのでしょうか。