民泊研究科・民泊カメラマンのヤス松尾です。
Twitter
Instagram
先日2月8日に北海道・岩見沢市という札幌から車で1時間の街へ行ってきました。
行ってきた目的は
ホームステージング
です。
ホームステージング?
ホームステージングとは、空室の物件に入居を検討しに見学へ来る方のために、生活感をよりイメージしてもらうため家具や装飾品を設置して、入居率アップを促すことです。
賃貸や売買物件で行われています。
例えばこんな感じで何も置いていないお部屋よりも…
↓このようにある程度家具のあるお部屋の状態で内覧の方をお迎えした方が、見学に来られた方もイメージが膨らみます。
というわけで、札幌から家具を車に詰め込み札幌から1時間かけて岩見沢へ行ってまいりました。
物件到着後
今回はホームステージング作業のみの記事にさせていただき、札幌〜岩見沢間の道中やお食事処・立ち寄った面白スポットについては後日まとめます。
早速物件に着いた私は車から物件室内へ家具を持ち運びました。
セッティング物件が2Fという情報は頂いていたものの、エレベーターがあるかどうかは知りませんでしたが、EV有でした。
いくら2Fとはいえ、大きな家具はさすがにEV必須。(しかもメンバーは私のみ)
それではどんな事をしたのかをご覧下さい。
①リビングに椅子&クッションをセット
②TV台の上にお花をセット
③壁にポスターもセット
④寝室にはベッドもセット
⑤カーテンセット
⑥玄関にマットとスリッパをセット
無事備品のセッティング完了です!
いざ撮影!
早速撮影していきましょう。
民泊物件でも役立つクールな室内写真の撮影方法!!
ポイント①「部屋の4隅から」
リビングや寝室の写真を撮る際は4隅からお部屋の中心に向かって写真を撮りましょう。
↓撮影結果
ポイントは床と水平に撮影です。
高さはお部屋全体が映る高さが良いでしょう。
ポイント②「基本的に被写体と水平で」
写真は物だけでなく、それがどこにあるものなのか等様々な情報を詰め込むことが可能です。
例えば「カメラ付インターホン」
↑この写真をAirbnbのリスティング上にアップすると、この物件にはカメラ付きインターホンがあるよ〜という事を伝えられますが、ポスターや装飾品とは違い見た目を重視するものでなければインターホン単体だけの写真も味気ありません。
そのような時は他にも伝えられる情報を写真におさめて、ゲストに伝えてみましょう。
下の写真で赤のラインがクロスされている箇所(写真の黄金比率と呼ばれています)に撮りたい被写体を合わせて撮影するとクールな写真が撮影可能です。
今回は右上のクロスに主役のインターホンを合わせました。
そうすると、ただ正面から撮影したインターホン単体の写真よりも、そのインターホンがどこにあるのかも伝えることができます。
外国人の方の中にはカメラインターホンだけの写真ではそれが何なのかわからない方もいますが、この写真を見れば呼び出しボタンだなと理解してもらえます。
クールなインターホン写真が撮れました。
ポイント③「低めよりも高さを付ける」
撮影被写体によっては多少高さを付けた方が見栄えの良い写真が撮れる場合があります。
たとえば浴室写真。
室内写真の基本のルールとしては、床とレンズが水平が良いとされていますが、この高さでは右側の洗面台の扉がドカンと目に入ります。
そしてこの写真はしゃがんで撮影しましたが、普段しゃがんだ高さで浴室を見ることなんて無いので少々違和感を感じる高さです。
そんな場合は私たちが部屋を見ている感覚に近い写真を撮ってみましょう。
普通に扉を開けてお部屋に入る事を想定し、立ったまま水平を意識し撮ってみました。
こうすることで、浴室には給湯器・バスルーム・シャワーヘッド付き洗面台があるということが一枚の写真で伝えることが出来ました。
こんな写真もAirbnbリスティングにアップしよう
Airbnbのリスティング写真にはお部屋の写真や部屋を可愛く見せる装飾品だけでなく、物件の機能面も撮影しリスティング上にアップしましょう!
①ウォシュレット
②報知器
③収納スペース
このような細かい点もリスティングへ掲載することにより、ゲストへ物件について多くの事を知ってもらえます。
Airbnbリスティング写真で重要なポイントは…
「写真だけでゲストに滞在風景をイメージしてもらうこと」
です!
Airbnbリスティング上で、自身のリスティングを売り込む方法は3点のみです。
①リスティング説明文章
②物件写真
③ホストプロフィール
もっとも検討時に最初に見るのはやはり写真。
「予約取得力=どれだけ深く写真でゲスト自身が友人・家族と楽しい時間を過ごしている光景を想像してくれたか」
ではないでしょうか!