Googleの新サービス「Googleインドアビュー」




 

本日はGoogleの新しいサービスの浸透が徐々に広まり始めているということで、誰でが知っている常識となる前に、どのようなサービスなのかを皆様とチェックしていきたいと思います。

その名も「Googleインドアビュー」

実際にその道の上に立っているかのような感覚にさせてしまう「Googleストリートビュー」が出た頃も、その新しさで非常に驚いた事を覚えています。
この読者さんの中にも、お友達との待ち合わせで店や場所の情報を伝えるのに、文字だけでは住所がわかりずらい事もあるため、ストリートビューのスクリーンショットを送ったりした経験の有る方もいらっしゃるのではないでしょうか?

これまではお友達に飲み会のお店の場所を伝える際、「このお店で待ち合わせしよう!」という文面と、ストリートビューで検索した店舗の外観のスクリーンショットを添付して伝たりするのがクールな待ち合わせ場所の連絡方法でしたが、それはもう旧式になっていくようです。スクリーンショット 2015-05-21 1.01.44↑このように、ビルの外観を伝える事で、「近くまで来たんだけど、どんなビル〜?」という待ち合わせあるあるとはオサラバですよね。

ですが、今からご一緒に検証していくGoogleの新サービスにより、例えば居酒屋で待ち合わせした場合、居酒屋のビルの外観だけでなく、店内どの席に座っているかまでを伝える事が出来る様になります。 沢山席数のあるお店の場合、後から来た人が先に到着した友人達がどこに座っているのか店内をキョロキョロする必要が無くなります。

具体的にどのようなサービスなのかを見て行きましょう!

 

 

Googleインドアビュー

まず検索で「Googleインドアビュー」を検索してみます。スクリーンショット 2015-05-20 23.51.08↑一番上をクリックしてみます。すると以下の画面が出てきました。

 

スクリーンショット 2015-05-20 23.51.38「インドアビューでお客様にアピール シンプルかつ迅速で料金も手頃」
いきなり商売気質な文面が出てきました。

ストリートビューもサービス開始当初は限られた都心部でしか見られなかった様に、この新サービスもまだまだ宣伝しなければいけないという事なのでしょうか…
とは言いましても手頃な料金で何をお客様にアピール出来るのかが気になる所です。

更に「詳細」をクリックしてみましょう。

スクリーンショット 2015-05-20 23.52.32すると三段階のアクション説明で簡単なイメージだという説明を出しております。 ステップ3の「後はお任せ」っていうのは待機するだけなので、もうステップにもなっていません。 掲載するのは簡単という事はわかりましたが、肝心の何を掲載するのかを知りたいですね。

下に進んでいくと、ようやくサイトの中身を突き止めれそうなページが出てきました。

 

スクリーンショット 2015-05-20 23.52.48
 「お近くの認定パートナーを見つける」とのこと。 何故か愛知県と思われる企業がたくさん並んでいました。 愛知県で10件以上の企業が名を連ねております。

ではでは東京はどのくらいなのでしょう? 検索タブがあるので、都道府県欄を東京に設定して検索してみました。

 

スクリーンショット 2015-05-20 23.53.02
東京… たった16件でした。 これはまだまだ充実度ゼロのサイトのようです。
ちなみに私の住む北海道はと言いますと…

 

スクリーンショット 2015-05-20 23.53.21
わずか10件。 ですが、右の電話番号を見ると市外局番が03, 047, 096だったりと道外の番号ばかりで、実質北海道の番号が記載されている企業は一社のみでした。

試しにどこかの企業をクリックしてみましょう!
す、す、すると!!

スクリーンショット 2015-05-21 0.05.24いきなり、花屋さんにタイムスリップしてしまいました。 ブラウザ内の周りのアイコンを見てもGoogleマップと同じです。 何をどうすればいいかわからない私は試しに店内の床をクリックしてみました。

スクリーンショット 2015-05-21 0.05.34クリックした床の場所に立っているかのように店内を違う角度で見る事が出来ました!! 二三歩店内を歩いて気分です。 それではもう少し店内を覗きたいため画面の右側をクリックしてみたいと思います。

スクリーンショット 2015-05-21 0.05.40お! 階段が登場。 この階段も登れるのでしょうか? いや、さすがのGoogleでも階段まで登れるわけが無い。 物は試しで階段をクリックしてみましょう。

スクリーンショット 2015-05-21 0.06.02なんと!階段を登ってしまったではありませんか!? これがGoogleの新しいサービス「インドアビュー」のようです!
店内や屋内の写真もGoogleマップ上で見る事が出来る時代になったようです。

これ以上の私の説明はもう要りませんね。 このお花屋さんの店内を散歩してみました。 一緒にご覧下さい。

 

スクリーンショット 2015-05-21 0.06.26↑階段からの素晴らしい長めも堪能。

スクリーンショット 2015-05-21 0.07.33↑一階に降りてみました。 全面ガラスの開放的な店内。 PCの画面越しからも美しい花達のフレーバーが漂ってきます。

スクリーンショット 2015-05-21 0.07.22↑天井を見上げてみると品のあるライトが花を煌びやかに照らしています。 私も花粉となってこの高い広大な天井に飛び立ってしまいそうな気分に。

スクリーンショット 2015-05-21 0.06.53↑店内の奥へと進んでみました。 更に進んでみましょう!

スクリーンショット 2015-05-21 0.07.00↑ここまで公開してしまって良いのでしょうか?笑 通常店員さんしか足を踏み入れないレジカウンター内も丸見えです。
こんなにも店の中を見て仮想ウィンドウショッピングを楽しむ事が出来ました。 このまま店の外に出る事は可能なのでしょうか? まずは玄関エリアに移動です。

スクリーンショット 2015-05-21 0.07.50↑入り口に移動する事が出来ました。 ここの花屋さんは店の外にもたくさんの植物達が置いてあります。 心の底から花を愛するオーナーの熱い気持ちが伝わります。
そして店の前にあるアスファルト部分をクリックして移動が出来れば、無事この花屋からの退室は完了です! 押してみましょう!

ぽち。

スクリーンショット 2015-05-21 0.08.06↑無事店内に出る事が出来ました! ここからはインドアビューではなく、ストリートビューモードですね!

以上、「Googleインドアビュー」体験レポートでした。

 

色々な可能性がある事は間違い無し。
皆さんもレストランや美容室を予約する際はアプリやネットで検索されると思うのですが、店のメニューや値段、コンセプトはその店のHPから読み取る事は出来ても店の店内状況を細かく見る事は難しいですよね。
店内の間取りや雰囲気は非常に重要で、料理の味や接客のレベルは実際に行かなくてはわかりませんが、店内の広さや机・イスの形式がわかればもっと良いのにと思われた事はありませんか?

そんな時に、このサービスがどの店舗でも行っているのが普通の時代になれば、週末の飲み会のお店選びや、予約がもっと楽に選択出来る様になりますよね!

既にこのサービスを展開している業種を紹介します。

①シェアオフィススクリーンショット 2015-05-21 0.10.41↑ノマドワーカーはPCがあればどこでもお仕事が出来る分、何よりも働く場所の雰囲気や環境を重用視します。 ネット上で働く人がネット上で働く場所を見学出来る事が出来れば最高です。 即日契約も可能です。

②カフェバー
スクリーンショット 2015-05-21 0.10.49↑さほど大きな特別な商品を売りにしてるわけでなければ、大半のカフェやバーにあるメニューは然程変わらないもの。 お店の人や店内の装飾の雰囲気でお店を選びます。 ネット上でお店選びをする際、店内が自由に見渡せるお店と、実際に店舗に行くまで雰囲気全くわからないお店であれば前者を選ぶのは当然。

③居酒屋スクリーンショット 2015-05-21 0.10.51↑仕事のクライアントとの接待でのお店選びはなかなか難しいもの。 座る場所や他のお客さんとの距離や店の明るさがシュミレーション出来れば、最高ですよね。

 

④お水のお店スクリーンショット 2015-05-21 0.11.04↑シャンペン開けちゃいます。


⑤企業スクリーンショット 2015-05-21 0.11.14↑今の10~20代は給料よりも仕事の環境を重要視しているというのはよく知られた話。 普段働いている会社の様子を見れるというのは、これから就職活動をしている大学生等にも嬉しい判断材料です。 求人広告を出しても応募が来ないと嘆く社長はこれを導入してみてはどうでしょうか?

 

パソコンだけでなく、iPhoneでも見る事が出来るので、見てみて下さい。
このような新しいネットのサービスが出来ると、「ネットには着いて行けない」と言い自らソッポを向いてしまう方がいます。

もちろん利用する・しないは個人の自由ですが、このような新しい時代のステップが出来た事は認め、こちらから足を踏み入れて内容を知る必要が有ります。

これが更に進化すれば、これまで直接足を運ばなければ出来なかった事が出来るようになります。
(例えば引っ越しの時の物件見学なんかはこれで済ます人も必ず出てくるでしょう。)

ネットを活用出来る事はネットでインスタントに終わらせて、肌で感じるべき海外旅行はストリートビューなんかで終わらせずに、生身で自身の目で見に行きましょう。

メリハリのある選択が迫られますね。