居心地をアップするドミトリールーム術




今回は、今日本で急増しているドミトリールームタイプのゲストハウス。
一見様々な旅人と交流出来るという特徴で、良いポイントが印象強いですが、とは言いましても他人との相部屋なのでストレスはやはり付き物。
そんなドミをいかにストレスを少なくし、快適に過ごすかのテクニックをお伝え致します。

 

旅とは色々な文化で生まれ育った人達と接する事で新しい価値観を発見したり、自分の国では食べられない美味しい物を食べたりして最高の経験とリフレッシュを味わうのが醍醐味ですが、そんな「旅」で思い出やその土地の印象に大きく関わり、その土地の旅のベースとなる宿はかなり大事な選択肢の一つだと思うんです。

外では多くの人達と触れ合い、宿に戻って来た時はやはり疲れを癒し、落ち着くものですし、自分の時間を過ごすための大事な場所にもなります。
元気に旅を続け、メリハリある放浪を続けるには宿のクオリティも重要です。

多くのバックパッカー御用達の「ドミトリールーム」
簡単に言えば、複数の旅人と共用する相部屋という一言で済んでしまうのですが、私自身実際に多くのドミトリーに泊まった事で、如何に快適にドミトリーを利用出来るかというテクニックを発見出来たのです。

ぜひとも次回ドミトリーに泊まった際はこのブログを思い出してみて頂ければ光栄です。

 

 

さっそく世界各国のドミトリールームを見てみましょう。

①シングルベッド4台タイプの場合

こちらは私の人生初のゲストハウス。ベトナム・ホーチミンのゲストハウス。ベトナムgh↑赤が私のベッド。チェックイン時ベッドC以外空いていなく、ここにしました。 黄色は後ほど出てくるハッサン君のベッド。


まず、どのゲストハウスでも必ず避けて頂きたいのは、入り口に近いベッドは絶対に避けるべきです。 これはマストでお願いします。 特にシティ寄りの宿だと、夜中に旅で疲れ気持ち良く眠っていても、バーやクラブ帰りのパーティ中毒欧米人が深夜や朝に大声出して部屋に戻ってきます。 その度に目覚めてしまっては最高に不愉快な気持ちになります。 私の様に寝付きの悪い方だと、なおさらバッドな気分に。

とりあえず実際の写真を見て頂きましょう。CIMG0322↑このゲストハウスはロッカーがありませんでした。 荷物は自分で管理して下さい。もしも盗難にあっても、宿の主も警察も助けてくれないのが普通という気持ちでいて正解です。なので予算内のゲストハウスをピックアップしたら次はロッカーがあるか、を調べる様にしています。 アジアや治安の良くない所では尚更。

CIMG0349
↑彼がドイツから来たハッサン君。このように顔を傾けただけで他人の寝顔が視界に入るのがドミスタイル笑

CIMG0336
↑トイレとシャワールームが部屋内に完備されている場合、こちらからも遠いベッドを選んだ方がいいです。シャワー内にこもった蒸気やニオイがベッドとの距離が近ければ感じざるおえない状況になりますので…

CIMG0323↑一泊した翌朝目覚めると、常時上半身裸でホーチミンの町をうろついていたハッサン君の姿が無くなっていました!
ハッサンの事はドイツ出身でソーセージが好きで仕事をクビになったから旅にきたって事しか知りませんが、ちょっとだけシュンとしてしまいましたと同時にBossのリリック「旅は皆別れるために出会うようなものだ。」 も思い出します。 何も言わずに旅立って行ったハッサン。これがドミトリーでしか感じる事が出来ないスピリチュアルなあの感覚。 朝目覚めると気付けば誰かしら、いなくなっているものです。 寂しいような、虚しいような…けど前向きになれるあの感覚を味わって欲しいです。 味わい方はただ一つ、ドミトリー宿泊のみ。

ということで、このゲストハウスの場合一番の松尾オススメベッドはBかDですが…
Bだといちいち部屋から誰か入ってくる度に目が合いそうなのでDという事にしましょう!

 

②シングルベッド多め+日本人ゲストハウスの場合
世界各国で日本人は旅をしていて、ある程度の奥地に行き、「今ここを旅している日本人は俺だけだ〜!」と思っていても、簡単に日本人と出くわすものです。

本来「旅」とは自分と異なる文化の人達と接するものですが、長い期間旅をしていると、やはり日本語を話したくもなるし、心の休憩として同じ性格や文化の者同士で会っていると心が和みます。
意地になって「旅の間は日本人とはつるまない!」と固くならずに、旅に出たらそこは非現実! 超エリートでもジャンキーでもどんな人とも出会ったら出会ったで流れに身を任せてみましょう。 日本人とつるまない!と頑固になっていると、心を自由にするための旅なのに、見方によっては国境差別者になっていますからね。。

こちらはアジアバックパッカーなら誰もが知っている元祖日本人ゲストハウス、カンボジアにあるアンコールワットにある町の「タケオゲストハウス」です。CIMG0510↑無造作にただベッドが並べられているだけ。タケオ↑私が寝たのは赤。黄色は後ほど出てくる、このゲストハウスで知り合い、遺跡巡りを共にする仲になった当時30才のコウスケ君。

今回の配置は結構難易度が高めな部屋です。まず入り口に一番近いベッドEは避けたいですね。さらにトイレにも近いF〜Hも避けたいです。
となると残りはA〜D。ベランダでは喫煙者がよく出入りしたり、夜遅くまで談話タイムが行われやすいので、Dは無し。

ここまでだとAあたりをお勧めするのですが、この部屋の特徴で、こんなにもベッドが置かれているにも関わらず、コンセントが一カ所しか無かったのです。 しかもたった2つのコンセント穴を全員でシェアしているので、充電待ちの次の人の事を考える日本人特有の優しさのあまり、いちいち充電が終わったかどうか小まめに確認しにコンセントエリアでうろちょろされます笑 なのでAも避けたい所。

ですので、この部屋のオススメベッドはBまたはCに決定です!
ちなみにベッドCで寝ているコウスケ君の姿も見て頂きましょう。CIMG0520

……。朝目覚めたらこの光景。キツい笑

タケオゲストハウスには多くの日本人バックパッカーが集まります。
ベッドBとCは部屋の中心でもありますので、多くの友人作りと情報ゲットのためには、皆と仲良くなれる最高の場所です!
外国人と仲良くなっても別れてしまえば大半はFacebookだけのやりとりになってしまうのが現実。。 日本人の場合、帰国後も何かしら会えたりしますし、たった数日しか会ってないのに、一生の繋がりが生まれたりもします。 やはり「日本人とはつるまない!」と行き込んでいるバックパッカーは無意味な気力を使ってしまっています。
異文化の場所で同じ文化の人と出会う事も貴重な体験です!

 

③2段ベッド+多数旅行者収容系
これまでご紹介したゲストハウスはどれもシングルベッドのみで一部屋に10人以下のやや贅沢なドミトリールームです。
これまで一般的なホテルでしか泊まった事の無い方からすると、他人と同じ相部屋に寝泊まりするというだけで引いてしまう方もいらっしゃるかも知れませんが、そんな「ドミトリー」の中にも実は更にランクが分かれるんです。

最高ランクのドミトリーは収容人数5人以下でエアコン、TV、ロッカー、トイレ、シャワーが部屋の中にあること。 これを満たしていたら迷う余地はありません。ドアに近いベッドでも空いていたら即ここで決めてしまいましょう。

逆に最悪ランク。 2段ベッドを部屋内に入るだけ詰め込み、ロッカー無しのシャワー、トイレも部屋の外にある資本臭まるだしのゲストハウスです。一階がDJクラブだったりすると上にまで音が漏れて更に最悪です。

と言いつつもそんなゲストハウスに私宿泊経験有りです。
写真をご覧下さい。_IGP3048 _IGP3081 _IGP3083 _IGP30852段ベッドの場合、普段の生活で2段ベッドで寝る事などまず無いですから、好奇心で2段目に寝てみようなんて気持ちになってしまいがちですが、2段ベッドの上段を確保することは、絶対に!!やめてください。 大きな理由が2点あります。
まず一点目!
「天井の近い分電気の光がやたら眩しい。」というわけです。 もしも気が使えないクレイジーな旅行者だったら、他の旅行者が寝ていても、深夜だろうと朝帰りだろうと平気で電気を付けて侵入してきます。 そんな時に電気の明るいフラッシュが心地よく眠っていたあなたの顔面に浴びせかかります。
そして二点目。
「物を取る度に下に降りなくてはならない」。 二段目ベッドを選択したらあなたのスペースは一畳しかありません。大人が寝たらそれで終了です。 なのでバックパックは地面に置かざる終えません。 もしも寝ているとき、ノートやティッシュ等小物が取りたくなってもわざわざ一階に下りて荷物を取らなくてはなりません。

私はそれが嫌で二段目で寝なくてはならない時もバックパックも枕元に置いてましたが、そうするともともと一畳しか無いスペースなのに70Lのカバンで更にスペースを取られ結果セミシングル状態で体を丸めながら寝たりもしました…

下段と上段を選べるようでしたら下段を選びましょう。 ですがもしも上段がクレイジータイプだったら危険です。 上段に上がる際にハシゴをうるさく登る旅行者や寝返りを激しくうってベッドがキシム音を一晩中聞かなければなんて事もあります。

ドミトリーマスターになれば部屋に入った瞬間に、上段の整理整頓具合を即座に判断し、キチンと整理している人の下に陣取ります。
大雑把に散らかしている人よりもまだ安全な気がするという気休めですが。。。

 

<<ストレスフリーのドミトリールーム術>>まとめ
①出入り口・トイレ・シャワー付近のベッドは避ける。
②エアコンの風が当たるベッドも風邪引くので避ける。
③2段ベッドでは下段以外有り得ない。
④多くのゲストと交われる位置にする。
⑤コンセントが使える場所にする。
⑥荷物は自分の目にすぐ入る場所に置いておく。(南京錠も忘

れずに)

⑦プライバシーが欲しい時はバスタオルを上段の床に挟み目隠し。(これも下段ベッドだけが出来る特権)

と言いましても、これらの話は自分でベッドが選べる状態に有効なだけで、宿主からベッドの場所を指定されたら、あとは運にまかせるしかありません。
ですが、こちらの希望を言うのはもちろん自由なので、「入り口から遠いベッド良い」「上段は嫌だよ」と宿側に伝えるのは全然アリ。

元々控えめな日本人ですから、私達がちょっと強引かな?と思うぐらいが海外では丁度良いです。
海外に行ったらマナーを守る範囲で自己中になってOKです。

 

それでは2015年夏は素敵なドミトリーライフをお過ごし下さい!
人生に一度は経験するべきです! 幸せの度合いは未体験の数の少なさと比例すると松尾泰宏は考えております!