バケーションフォトグラファーのやす松尾です。
外国人旅行者の方向けにロケーションフォト撮影を行なっています。
普段の撮影は私が住むホステルの近くの浅草エリアで行なっています。
メインは浅草ですが、私は3ヶ月に一回一週間ほど地元札幌に帰っているので、その際も帰省している一週間限定で、札幌に来ている旅行者の方向けに札幌市中心部でのロケーションフォトを提供しています。
話はちょっとそれますが、今日本旅行を予定していた韓国人が相次いでキャンセルしているという類のニュースをよく目にしますよね。
参考 https://japanese.joins.com/article/533/257533.html
そんな報道のど真ん中の今月初旬に、一人の韓国人の女の子が私のフォトツアーに申し込んでくれました。
彼女の名前はケイト。
多くの韓国人の方が日本旅行をキャンセルする流れの中、日本に来ることを選んでくれた事にありがとうと思いながら、当日の待ち合わせ場所に到着。
今回彼女と札幌の街を歩きながら世間話や、現在のお互いの国の状況について話しまして、大きな違いを感じましたのでシェアさせていただきます。
一言で言うと、国民の思いの度量が違うなと感じたのです。
ケイトが言った韓国の現状
待ち合わせ場所に到着後、私とケイトは普通の世間話をしました。
今回どのくらい札幌に滞在するのか、日本に来たのは何回目なのか等の話をしながら札幌の観光名所である大通り公園で撮影しながら散歩しました。
ケイトは見るからにお上品な富裕層のオーラを放っている子です。
撮影を進めながら歩いていると、ケイトから今の韓国と日本の話題の話を振って来ました。
ケイト「今多くの韓国人は日本への旅行をキャンセルしているわ。日本の服を来て外を歩けないし、車のブランドも要注意よ。私の家の車はレクサスなの。日本の車だから乗らないようにしているの」と言います。
日本人の場合、韓国の服を着ない、韓国製の家電を使わないなどの空気を私は一切感じません。
しかし韓国の場合、一般の私たちのような国民が強く日本に対してよろしくない感情をもっているんだと感じました。
もちろん全ての韓国人の方が反日感情を持っているのではなく、一部の方というのは重々承知です。
私の住んでいるホステルの近くにあるアメ横を歩けば、韓国人の観光者の方がいますし、今このブログを書いているスタバにもガールズトークをしている韓国人ガールがいます。
私は彼女に聞いてみました。
「今札幌に旅行に来ていることは友達にも言えないの？」
ケイトはハッキリと言います。
「もちろん、今回はお母さんと札幌に来ているけど、私とお母さんだけの秘密よ」
そしてジョークを交えてケイトはこう言います。
「だから今ヤスが撮ってくれている写真もインスタにアップするのは来年の今頃ね笑」
それほど今日本に来ている事を韓国の友人などに知られてはまずいという事です。
メディアで韓国人が日本の服を破く様子を報道していますが、それをみた私はいつものように非常に少ない少数派の人たちをあたかも大半の人たちのように盛って報道している程度だと思っていましたが、彼女の言うことやホステルで出会う韓国人の人たちの話を聞く限り、今観光で日本に来てくれている韓国人の人たちは少なからず、オープンに日本旅行が出来ない状態の中訪日してくれている事を私たち日本人は理解して、更にそんな状況の中でも来てくれている方々をウェルカムで迎えるべきだと思っています。
お互いピースな状態であれば、ケイトの目にモザイク加工する必要は全くありませんが、今回は日本に旅行に来ている事を知られたくない状況ですのでモザイクを入れています。
早く普通な状態に戻る事を願います。
直接韓国から来てくれた旅行者と会った私の感じた事レポートでした。
