今話題の無人ホテルとは? スタッフがいないホテルに泊まってみた。

こんにちわ、インバウンド研究家のやすマツオです。

先日私の地元北海道札幌に帰省した際に、無人ホテルに泊まりました。
泊まった感想としては、とても便利で気遣いなく滞在することができるため、非常にオススメです。

今回は今不動産・ホテル界隈で話題の無人ホテルについての宿泊レポートです!

無人ホテルとは

無人ホテルとは文字通り、宿泊施設にフロントスタッフ含めスタッフが全くいないホテルのことです。
従来のホテルはチェックインの際フロントデスクで名前を書いたり、施設の中の説明をいちいち聞かなければいけなかったり結構無駄な時間を取られていました。

しかし無人ホテルの場合、現地にスタッフがいないため、何も手続きする必要なく、ダイレクトに自分の部屋に入室してOKなのです。
滞在中の連絡先や注意事項は事前に送られてくるメールに全て書いてあります。

♠私の従来のホテルの嫌いなところ「二度手間の手書き作業」
私は普段国内で宿泊施設を予約する際はじゃらん、AirbnbやBooking.comを使います。
その際それぞれのサイトには既に私の名前・電話番号や住所など諸々の情報を登録して宿を予約しているため、ホテル側もその情報が見れるにも関わらず、現地到着後にチェックインする際、もう一度名前や電話番号など同じ内容を書かせられる事ってありませんか?

これって完全無駄な作業ですよね。
多くの方は旅行マジックでテンションが上がり、気にされない方も多いかもしれませんが、泊まる私たちにとっては全く必要のない行為です。
しかも今時わざわざ紙の手書きを求められる時も…

しかし旅館業法が簡易化された今、宿泊施設にそもそもフロントスタッフ自体いらないんですよ。
まだ地域の条例などでフロントスタッフを配置しなければいけない地域があるようですが、フロントにスタッフを置くと人件費とトラブルとバッドレビューが増えるだけです。

今後ホテルを開業しようとお考えの方は完全無人化営業にして、清掃員とトラブルがあった際に現地に出動してくれる人さえいればOKです。

無人ホテルの予約方法

予約方法は従来のホテル予約と何も変わりません。
agodaBooking.comなどOTA(オンライントラベルエージェント)と呼ばれる予約サイトから予約できます。

私が今回実際に予約したホテル画面はこちら。
agodaで安い順に表示させると上の方に出て来ました。

一泊料金は¥3,500とかなり格安でした。
物件は普通の日本人が住む5階建てのアパートをホテルの認可を取り運営しているとお考えください。
そのため一階は普通のオートロック玄関ですし、ポストもあります。
エレベーターで上に上がり、普通の鍵で部屋に入室します。

注意点①清掃料の確認を!
今回一泊料金が¥3,500で二泊しましたので、一般的に考えれば今回私が支払う料金は¥7,000です。
しかし実際には¥9,500支払っています。

この謎の¥2,500はなんなのか。
明細はコチラ。
サーチャージと称して清掃料金を取られます。
これはAirbnbの民泊なども同様で、この手の一般住宅の形をした宿泊施設の形態には清掃料を宿泊費とは別で発生するので、最後まで金額をしっかりとご確認ください。
物件によっては、一泊の宿泊料よりも清掃費の方が高いというところもあったりします。

注意点②鍵は物件で受け取れるか
今回私が予約したホテルは札幌のすすきのエリアにある中島公園駅の近くでした。
しかし、予約後に受け取ったメッセージに驚きの一文が書かれていたのです。
「総合受付場所(チェックイン)と宿泊施設の場所が異なっております。」
チェックインとホテルの場所が違う?!

どういう事だ?と読んでいくと、ホテルに行く前に、わざわざ別のエリアにある系列のホテルに行き、鍵を受け取らなければいけないと書いています。
こちらは面倒な手続きをしたくないが故に、無人ホテルを選んでいるのに、なぜ鍵だけを受け取りに徒歩30分も離れた別エリアのホテルに行き、鍵を取りにいかなければいけないのか…全く納得できませんでした。

そもそもそれを予約前にそれを知っておけば、このホテルには予約していなかったというレベルの面倒な事です。
私はすぐにホテルに電話しようとしました。

しかしメールの文章に電話番号はありえない文字で表示されていませんでした。
電話番号がXXX-XXXX-XXXXと書かれています笑
結局自分で鍵を取りに行くホテルの名前をグーグルで調べて電話しました。

「そちらのホテルを予約したヤスです。鍵をわざわざ札幌駅の方に取りに行かないといけないのは非常に面倒です。どうにか出来ませんか?そしてその事について説明文に書いてませんよね?」
ホテルスタッフ「それでは鍵は現地のポストに入れておきます。ダイヤルの開け方をメールでお送りしますので、ご確認ください。そして鍵をこちらに取りに来ていただくのは説明文の中に記載しております」
とのことです。

とりあえず鍵はわざわざ札幌駅の方に行く必要は無くなりました。
そして説明文に関しては、私の見落としか?と思い、再度説明文章を読んでみるとこんなところに書かれてありました。
こんな小さく書かれては気づく人少ないと思うなぁ…
PS:案の定私が宿泊中外出しようとすると、オートロック玄関前に中国人の3人家族がどうやって入って良いのかわからず困っていました。
声をかけて札幌駅のホテルに鍵を取りに行かなくてはいけない事を伝えるも「そんな話知らないわ!」と言っていました。
結局私がこの家族に変わり、ホテルに電話して彼らが部屋に入れるようサポートしてあげました。

 

無人ホテルの中紹介

去年旅館業法が改正され、今では普通の私達が住むアパートなどもホテルとして扱うことができるようになりました。
この旅館業法の改正が今話題の無人ホテルが増えている最も大きな要因です。

それでは無人ホテルの室内を見てみましょう。
まずは玄関です。

トイレはこんな感じ。

玄関、トイレを出るとリビングやキッチンがあります。

家電などのアメニティもご紹介。
↑45Lのゴミ箱2つ

↑北海道にも最近増えて来たエアコン。エアコン無い家の方が北海道では多いです。

↑加湿器。北海道の冬には必需品。

↑北海道になくてはならない、ストーブ。

そして浴室です。
↑歯ブラシや入浴剤、ヘアゴムなどもありました。この品揃えは無人ホテルの中でも豊富な方かと。

↑洗濯機もあります。もう完全に家ですね。

↑ボディ、シャンプー、リンス全て揃っています。

あとはリビングのテーブルにホテルのルールや家電の使い方説明。

というお部屋の中です!
そのまま一人暮らしをしているような感じ。

ジャンル的にはアパートメントホテルと呼ばれたりしています。

無人ホテルを選ぶ際のまとめ

無人ホテルは面倒なチェックインの手続きが無いですし、特に他の旅行者と交流を深めたいと思われていない方はゲストハウス・ホステルのドミトリールームではなく、このようなアパートメントホテルを選んでみてはいかがでしょうか。
①鍵の受け取り場所の確認

→今回はポストの中から取り出せる形式に変えてもらいましたが、規則通り徒歩30分の場所まで取りに行かなくてはならない状況でしたら、結構面倒でした。

②清掃料
→アパートメントホテルでは宿泊料金と清掃料金は別が普通です。2つの料金を加算し、予約するか否かを決めましょう。

③従来のようなホテルのサービスは無い
→従来のホテルには常にスタッフがいるので、何か困ったことがあったらすぐにヘルプしてくれますが、無人ホテルの場合何かトラブルがあってもすぐに対応を求めるのはNGです。
もちろん電話番号を把握しておくことも大事です。

ホテルの賢い予約の仕方

最後にホテルの賢い予約方法をお伝えします。
じゃらん、agoda、Booking.comでホテルを予約する際、スマホのアプリを開いてそのまま予約されている方が多いと思います。

しかしそれは勿体無い予約方法。
今後は「ハピタス」も使いましょう。

ハピタスを使って、ホテルの予約サイトへ飛べば、宿泊料の数パーセントが戻って来ます。
例えば、今回の無人ホテルの宿泊料は¥7,000なので、その3%分がハピタス経由でポイントバックされます。
¥7,000の3%=¥210!!

つまり210ハピタスポイントゲットです。
そのポイントは楽天Edyやビットコイン、現金にも変えられます。

そして従来のagodaのポイントもゲット出来るので、使わない手はありません。
以下からぜひ登録してみては。
ハピタス

以上無人ホテルレポートでした!

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