【Airbnb民泊運用テクニック】ゲストからガスが使えないと連絡が来た時の対処法




 

民泊研究科・民泊カメラマンの@yasu_matsuo_jpnです。
(自称日本で最も民泊物件を作っております。)

本日は宿泊中のゲストから、急にお湯が出なくなったという連絡に対してほぼ大半の確率で現場へ行かなくても復旧できる方法についてレポートいたします。

なぜガスが使えなくなるのか…

地震や振動を物件が感知したわけでもないのに、ゲストから「お湯が出ない」と連絡来ることが時々あるようです。

ガスのトラブルと考えると、火・燃焼などが発想され、ホストさん自身も焦ってしまい現場へ急行される方も多いようです。
しかしゲストに、あるボタンを押してもらうだけで、私の今までの経験上では全て復旧されています。

もしも今後ゲストからガスが止まったという連絡が来たら、これからご紹介する方法をぜひともお試していただければと思います。
どのような時にガスが止まってしまうのかをまとめてみましたのでご覧ください。

①地震・振動/ガスを使用中に強い地震やガスメーターに強い振動を与えた場合。
メーカーによって異なりますが、震度5程度の地震時にガスメーターが自動的にガスの供給をストップするようです。

②ガス圧力低下/ガス使用中にガスの圧力が異常に低下した時。
普通に使っていればまず起こりません。

そして民泊運営で最も多いのが理由がコチラ。

③ガスの長時間の利用・消し忘れ
長時間給湯器やガスを使用し続けると、ガスメーターが自動でガスをストップさせます。

民泊は私たちが住むごく普通のアパートやマンションで、ただ外国人の方が過ごされている、というものですがお部屋の設備や備品は、私たちが全く考えられない使い方をされていることが結構あります。
(基本リビングや玄関の電気は外出中でも付けっ放しです)

なのでガスを使いすぎてお湯が出なくなったなんて聞いたことも無いという方の方が圧倒的に多いと思いますが、民泊物件ではそんなに珍しいことではありません。

それでは復旧方法についてご説明いたします。

ここを押してもらうだけで復旧。

ポイント①ゲストにも伝わるガスメーターの位置写真を撮影
まず今後ゲストから今回のような「ガスコンロが使えない・お湯が出ない」と連絡が来てもすぐに対処できるようガスメーターの場所を、ゲストが見てもどこにあるかわかるように写真を撮っておきましょう。

文章だけで説明しようとしても、伝わりづらいです。

無理に写真一枚だけで伝えようとする必要はありません。
少々分かりづらい場所にあれば、ひいた位置から撮影して徐々に近づいて行くような複数枚の写真でももちろん結構です。

ポイント②リセットボタンを押してもらうよう連絡
まずはガスメーターの写真をごらんください。

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これが一般的なガスメーターですよね。
メーカーによって形は異なるでしょうが、リセットボタンや開スイッチという表記で黒いボタンが付いているはずです。

皆様の自宅の物でも確認して見てください。
その黒いボタンを押してもらうことで、ストップされたガスが復旧します。

02

ただこれだけです。
人差し指一本で回復します。

しかしガスメーターの位置説明や、メールで一言黒いボタンを押して、だけでは分かりづらいので、写真の準備が重要になってきます。

 

まとめ

①まず全てのガスに関係のある機器のスイッチをOFFにしてもらう。
一般的な民泊物件でしたら、ガスコンロ・給湯器ぐらいではないでしょうか。
これは物件に異なりますので、ホストさん自身で自分の物件では何をガス使用しているのかもメモ必須です。

②リセットボタンをおしてもらう。
機種によって異なりますが、押すことによってランプが点灯したり、画面の表記が変わります。

③3分待ってから再度スイッチONに。
ボタンを押してすぐにお湯を出したりせずに、3分ほど待ってからスイッチをONにするようゲストへお願いしてください。

これでほとんどの場合で復旧します。
もしもダメだった場合は、すぐにガス会社へ連絡しましょう。